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投稿者: 管理人

第74回企画展講演会が開催されます。

現在開催中の第74回企画展「戦跡は語る~考古学から見た“たたかい”の歴史~」に関連した講演会を行います。

上野原縄文の森 第74回企画展 企画展講演会
「アジア太平洋戦争期の戦争遺跡の存在意義-鹿児島県のポテンシャル-」

〇開催日 令和8年2月7日(土)
〇時 間 10:00~12:00(受付 9:30~)
〇会 場 上野原縄文の森 多目的ルーム
〇講 師 慶應義塾大学文学部 教授 安藤 広道 氏
〇定 員 80人程度 ※要事前申し込み,先着順
〇資料代 200円
〇その他・問い合わせ先
〒899-4318
鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森1番1号
上野原縄文の森 事業課
電話 0995-48-5701
FAX 0995-48-5704
メール uenohara@jomon-no-mori.jp

〈お申し込み方法〉
電話,FAX,メール,来園受付,ホームページ「申し込みフォーム」よりお申し込み可能です。

縄文の森ホームページ\申し込みフォーム/はこちら。
※お申し込みが完了しましたら,ご登録いただいたメールアドレスへ自動返信メールが届きます。
翌日以降も返信が確認できない場合は,再度「申込みフォーム」からお申し込みいただくか,上野原縄文の森までお電話くださ

 

ワクワク考古楽出前授業IN沖永良部

令和7年11月27・28日の2日間,沖永良部の小中4校(和泊小,知名中,大城小,国頭小)で出前授業「ワクワク考古楽」を行いました。子どもたちは普段,考古学に触れる機会が少ないとのことだったため,授業の序盤でなぜ遺跡を発掘するのか,発掘するとどのようなものが見つかるのかを説明しました。その後,沖永良部島内の遺跡について,時代や出土遺物などを紹介しました。

子どもたちは,全国や県内に予想以上に多くの遺跡があることに驚いた様子でした。島内には141か所の遺跡が点在しており,今回はその中から住吉貝塚と友留遺跡の遺物(土器,石器,貝類,動物骨)を学校へ持参しました。子どもたちは,実際に遺物を手に取り,土器の表面の模様を観察したり,触れたりして,石器の用途の違いによる形や表面の違いを感じ取っていました。また,貝塚にはイノシシやネズミのような陸上動物の骨だけではなく,ウミガメ,イルカ,クジラなど周辺の海の動物の骨も含まれており,それらを興味深く比較していました。

授業後には,「予想以上に島内に遺跡があって驚いた」「もっと沖永良部の遺跡について調べてみようと思った」などの感想が寄せられました。さらに休み時間には,授業を受けていない学年の子どもたちも遺物の周りに集まり,「これは何?」と質問してくれたり,授業を受けた子どもたちが他の学年へ「これは矢じりで黒曜石からできているよ」と教え合ったりする姿も見られました。

子どもたちだけでなく,先生方も大変興味を持って聞いてくださり,終始楽しい雰囲気の中で授業を行うことができました。これを機に,子どもたちがより自分たちの地域の歴史や文化に興味を持ち,文化財に対する知識を高めてもらえればと思います。

和泊小の授業の様子

知名中の授業の様子

大城小の授業の様子

国上小の授業の様子

令和8年度電気の購入に係る一般競争入札の実施について

令和8年度の鹿児島県上野原縄文の森で使用する電気の購入について、一般競争入札を行います。
※入札の詳細につきましては、下の各資料をご参照下さい。
① R8 電気購入一般競争入札公告(掲示用)
② R8電力入札説明書
③ R8入札書
④ R8仕様書
⑤ 契約期間の電力消費量計画
⑥ R8契約書案
⑦ R8契約単価明細書

「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」(NHK総合)で上野原縄文の森が紹介されます

「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」(NHK総合)で,上野原縄文の森が紹介されます。

放送日時:令和8年1月10日(土) 午後7時30分~

詳しくは,下記のリンクをご覧ください。

「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」巨大噴火が“日本人”を生んだ!?(NHK総合)

ワクワク考古楽出前講座IN下原遺跡(志布志市)

令和7年12月6日,志布志市の下原遺跡でワクワク考古楽出前講座を行いました。下原遺跡は,(公財)鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センターが,東九州自動車道建設に伴い発掘調査を実施している遺跡です。

今回の講座は,下原遺跡の現地説明会と同時開催で行い,小学校低学年から大人までの18人に参加していただきました。

講座では,まず,なぜ発掘調査が必要なのか,発掘調査から報告書作成までの流れについて説明を行いました。次に,人類誕生から現代までの年数を1年1mmで表した年表を各時代の長さを提示し,縄文時代が1万年も続いた非常に長い時代であったことを実感していただきました。

そして,下原遺跡で見つかった遺構や遺物について説明し,講座後に行われる現地説明会へつなげました。

その後,東九州自動車道に伴い発掘調査を実施した志布志市の安楽小牧B遺跡や木森遺跡,春日堀遺跡について,縄文時代の成果を中心に紹介し,調理施設と考えられる集石や連穴土坑のほか,落とし穴や,住居など多くの遺構が見つかっており,当時の人々の生活について考える機会になりました。このように志布志市内には多くの遺跡があり,縄文時代から連綿と人々が生活してきた歴史ある地域であるということも実感していただきました。

最後に,縄文時代の遺物を実際に触ってもらい,クイズを交えながら土器の文様についての観察を行ったり,石器の使用方法について考えてもらったりしました。参加者の方々は,普段,なかなか手に取ることのない土器や石器に触れ,当時の人々の生活について考える楽しい時間になったようです。

発掘調査の方法を説明

縄文時代の遺構を紹介
遺跡で見つかった土器を観察

石器の種類と形の違いを説明

発掘体験の様子

 

1/12開園1/13休園です

1/12(月祝)は月曜ですが、祝日のため開園します。
振替で明日1/13(火)は休園します。
企画展「戦跡は語る~考古学から見た“たたかい”の歴史~」を開催中です。
皆様のご来園心より、お待ちしています。

「馬形陶製品」(雪山遺跡:日置市東市来町)

陶製の馬です。足の先端以外は緑褐色の釉薬(ゆうやく)がかけられています。鬣(たてがみ)が詳細に表現されているほか,背中側の首付近と尾っぽ付近,足の先端に円形の穴があけられています。

明治25年に馬牛の供養や無病息災の祈願祭(きがんさい)として始まったとされる「湯之元馬頭観音馬踊り」に関連する資料と考えられます。穴のところに華やかな装飾を刺して鈴掛馬のようにしたのでしょう。

 

 

 

ワクワク考古楽出前授業IN志布志市立潤ヶ野小学校

令和7年12月5日,志布志市立潤ヶ野小学校で,ワクワク考古楽出前授業を行いました。今回は,12月10日,校区内にある家野遺跡の見学及び発掘調査体験を行う前の,事前授業として行いました。

まず,家野遺跡の場所の確認や縄文時代の生活の様子について説明をしました。次に,家野遺跡ではどのような遺物が見つかっているのか,実際の遺物を見たり触れたりする活動を通して,理解を深めました。

また,子どもの「どうして家野遺跡から出てきたものが縄文時代のものだと分かるの?」という疑問から,鹿児島県で見られる火山灰などの地層の特徴と,年代について紹介しました。

最後に,実際に発掘調査体験を行うに当たって必要な見学の視点,注意点等についても確認し,授業を閉じました。

子どもたちが遺跡や遺物について関心を持ってくれたこと,知識を深めてくれたことはもちろんですが,「地域には,こんな素敵な場所があるんだ」と自分たちが住んでいる地域に愛着や誇りを持ってくれることにもつなげることができたのではないかと考えます。

家野遺跡の場所や,縄文時代の生活について説明しました。

遺跡で見つかった土器を手に取って観察しました。

展示館内の特別展示

現在,「上野原縄文の森展示」館内で,4つの遺跡の資料を特別展示しています。いずれの遺跡も,鹿児島県の発掘調査において,貴重な遺構や遺物が出土しています。この機会にぜひ,ご覧ください。

今回紹介している遺跡

「白糸原(しらいとばる)遺跡」南さつま市金峰町
古墳時代の集落,中世の墓地を中心とした遺跡で,古墳時代では,19基の竪穴建物跡が見つかっています。

「仁田尾(にたお)遺跡」鹿児島市石谷町
旧石器時代から中世までの遺跡です。旧石器時代では,ナイフ形石器文化と細石刃(さいせきじん)文化期の両時期において,10万点を上回る遺物が見つかっています。西日本最大規模の旧石器時代の遺跡として全国的に注目されました。

「小倉畑(おぐらばた)遺跡」姶良市西餅田
古代を中心とした低湿地遺跡です。10世紀中ごろの方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)と,副葬品である土師器の黒色土器や甕(かめ),鉄製の紡錘車(ぼうすいしゃ),刀子(とうす)などが出土しました。

「南摺ヶ浜(みなみすりがはま)遺跡」指宿市十二町
縄文時代晩期から弥生時代,古墳時代にかけての遺跡です。弥生時代から古墳時代では,壺棺墓(つぼかんぼ)16基,甕棺墓(かめかんぼ)1基,円形周溝墓(えんけいしゅうこうぼ)12基,土坑墓72基,立石25基が検出されました。