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投稿者: 管理人

夏井土光遺跡(志布志市志布志町)会計年度任用職員(文化財発掘調査補助員)募集

埋蔵文化財センターでは,会計年度任用職員(文化財発掘調査補助員)を募集します。

職務内容
埋蔵文化財の発掘に関わる業務

募集人員
8人程度

任用期間
令和8年6月8日(月)から令和8年6月26日(金)まで
※ 発掘調査の状況により変更が生じる場合があります。

勤務地
夏井土光遺跡
鹿児島県志布志市志布志町夏井地内

詳しくは,下記募集要項(PDF)をご覧ください。

令和8年度 会計年度任用職員(文化財発掘調査補助員)募集要項(PDF)

第75回企画展「推しの逸品」開幕しました

「推しの逸品」は県立埋蔵文化財センターがSNSで発信している人気企画です。発掘調査で出会った数多くの遺構・遺物の中から、調査員が「ぜひ知ってほしい!」と感じた逸品を選び、その魅力や推しのポイントを紹介していきます。
今回の企画展では、それらの逸品の見どころや興味深さを、実物や展示を通して体感できるよう、わかりやすく解説します。79点の逸品で総選挙も実施中です。

推しの逸品をぜひ探しに来ませんか。ご来場おまちしています。

第75回企画展に関連する講演会を行います。
日時:6月6日(土)10:00~12:00※要事前申込
参加料:利用料金(大人250円,大学生160円)
※県内にお住まいの70歳以上の方と小中高生は無料になります。
当日、年齢と住所が確認できる書類をお持ち下さい。
申込みは申込みフォームまたは電話0995-48-5701へ

上野原縄文の森第75回企画展内覧会

4月23日、上野原縄文の森第75回企画展「推しの逸品」の内覧会を実施しました。
「推しの逸品」は鹿児島県立埋蔵文化財センターが,ホームページやSNSで発信している人気企画です。
発掘調査で出会った数多くの遺構・遺物の中から、調査担当者が「ぜひ知ってほしい!」と感じた逸品を選び、その魅力や推しのポイントを紹介していきます。
今回の企画展では、それらの逸品の見どころや興味深さを、実物や展示を通して体感できるよう、わかりやすく解説します。
企画展の開催期間は,令和8年4月25日(土)~令和8年7月5日(日)です。
ぜひ,上野原縄文の森でご覧ください。

令和8年度「ワクワク考古楽出前授業」・「まいぶんキット貸出事業」

鹿児島県立埋蔵文化財センターでは,学校向けに様々な支援を行っています。
また,家庭教育学級講座等も対応しています。
詳しくは下記のURLからご覧ください。
「鹿児島県立埋蔵文化財センター・学校向け(授業支援・貸出事業)」

令和7年度刊行報告書を公開しました

鹿児島県立埋蔵文化財センター・(公財) 鹿児島県文化振興財団 埋蔵文化財調査センターが,令和7年度に刊行した発掘調査報告書をホームページで公開しました。
以下のリンクからPDFをダウンロードしてご覧ください。
「鹿児島県立埋蔵文化財センター:発掘調査報告書一覧」
『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(235)「下城跡」
中村和美・星野清
『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書』(62)「南水ヶ迫B遺跡1(縄文時代中期以降編)」
宗岡克英・上床 真・北園和代・大保秀樹
『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書』(63)「野首遺跡」
相良典隆・松山初音・楸田岳志
下城跡

前畑遺跡(薩摩川内市城上町)出土土器

北陸地方の,縄文時代中期の土器とみられています。

小型で全体の器形はよくわかりません。半円形で横方向の隆起線文には刻みが見られます。また,コの字状に区画された隆起線文の中には格子状のシャープな沈線模様が描かれています。

20世紀の終わり頃に発見されたこの土器が,なぜこの場所で1点だけ見つかったのか?南九州に類例がなく,未だに謎です。

『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(56) 「前畑遺跡」

 

「桐紋の瓦」(鹿児島城跡)

鹿児島城跡の発掘調査では,多くの瓦が見つかっています。軒丸瓦,軒平瓦,丸瓦,平瓦,鬼瓦等々。今回はその中から,「桐紋の瓦」(軒丸瓦)を紹介します。

「桐紋」は,桐の花や葉を模した家紋の一種で,特に豊臣秀吉の家紋として知られています。現在NHKで放送中の「豊臣兄弟!」のオープンニングにも出てきます。

見つかった「桐紋の瓦」は四七桐紋(中心に花が7つ,左右に4つ)で,17世紀前半に作られたものです。一般的な「太閤紋」の五七桐紋(中心に花が7つ,左右に5つ)とはやや異なりますが,当時の政治的関係を推測することができます。

『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(205)「鹿児島(鶴丸)城跡」

 

「鍛冶屋馬場遺跡(薩摩川内市)出土の刀」

鍛冶屋馬場遺跡で出土した古代の鉄製の刀は,長さ44㎝,幅2㎝,厚さ7mmで,重さは230gあります。

刃の部分だけでなく,柄の部分も多くが金属製となっていいます。また,柄は刀身に対してねじれていて,表面には部分的に木質が残っているところがあります。科学分析を実施したところ,実用に耐えうる製品であることが明らかかになりました。

遺跡内の10世紀中頃の洪水堆積層(Ⅴa層)と中世遺物包含層(Ⅳa層)の間にある包含層(Ⅳb層)から出土しており,同一層から出土した遺物も10世紀中頃~後半頃のものであることから,刀も同時期のものであると考えられます。

日本刀出現以前の平安時代の刀の出土例としては,東日本ではある程度の出土例が知られていますが,西日本では出土例は少なく,希少なものであるといえます。