鹿児島県上野原縄文の森 (公財) 鹿児島県文化振興財団上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター (公財) 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
MENU

鹿児島県立埋蔵文化財センター

鹿児島県上野原縄文の森 HOME 公財 鹿児島県文化振興財団鹿児島県上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター 公財 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター

投稿者: 管理人

「馬形陶製品」(雪山遺跡:日置市東市来町)

陶製の馬です。足の先端以外は緑褐色の釉薬(ゆうやく)がかけれています。鬣(たてがみ)が詳細に表現されているほか,背中側の首付近と尾っぽ付近,足の先端に円形の穴があけられています。

明治25年に馬牛の供養や無病息災の祈願祭(きがさんさい)として始まったとされる「湯之元馬頭観音馬踊り」に関連する資料と考えられます。穴のところに華やかな装飾を刺して鈴掛馬のようにしたのでしょう。

 

 

 

ワクワク考古楽出前授業IN志布志市立潤ヶ野小学校

令和7年12月5日,志布志市立潤ヶ野小学校で,ワクワク考古楽出前授業を行いました。今回は,12月10日,校区内にある家野遺跡の見学及び発掘調査体験を行う前の,事前授業として行いました。

まず,家野遺跡の場所の確認や縄文時代の生活の様子について説明をしました。次に,家野遺跡ではどのような遺物が見つかっているのか,実際の遺物を見たり触れたりする活動を通して,理解を深めました。

また,子どもの「どうして家野遺跡から出てきたものが縄文時代のものだと分かるの?」という疑問から,鹿児島県で見られる火山灰などの地層の特徴と,年代について紹介しました。

最後に,実際に発掘調査体験を行うに当たって必要な見学の視点,注意点等についても確認し,授業を閉じました。

子どもたちが遺跡や遺物について関心を持ってくれたこと,知識を深めてくれたことはもちろんですが,「地域には,こんな素敵な場所があるんだ」と自分たちが住んでいる地域に愛着や誇りを持ってくれることにもつなげることができたのではないかと考えます。

家野遺跡の場所や,縄文時代の生活について説明しました。

遺跡で見つかった土器を手に取って観察しました。

展示館内の特別展示

現在,「上野原縄文の森展示」館内で,4つの遺跡の資料を特別展示しています。いずれの遺跡も,鹿児島県の発掘調査において,貴重な遺構や遺物が出土しています。この機会にぜひ,ご覧ください。

今回紹介している遺跡

「白糸原(しらいとばる)遺跡」南さつま市金峰町
古墳時代の集落,中世の墓地を中心とした遺跡で,古墳時代では,19基の竪穴建物跡が見つかっています。

「仁田尾(にたお)遺跡」鹿児島市石谷町
旧石器時代から中世までの遺跡です。旧石器時代では,ナイフ形石器文化と細石刃(さいせきじん)文化期の両時期において,10万点を上回る遺物が見つかっています。西日本最大規模の旧石器時代の遺跡として全国的に注目されました。

「小倉畑(おぐらばた)遺跡」姶良市西餅田
古代を中心とした低湿地遺跡です。10世紀中ごろの方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)と,副葬品である土師器の黒色土器や甕(かめ),鉄製の紡錘車(ぼうすいしゃ),刀子(とうす)などが出土しました。

「南摺ヶ浜(みなみすりがはま)遺跡」指宿市十二町
縄文時代晩期から弥生時代,古墳時代にかけての遺跡です。弥生時代から古墳時代では,壺棺墓(つぼかんぼ)16基,甕棺墓(かめかんぼ)1基,円形周溝墓(えんけいしゅうこうぼ)12基,土坑墓72基,立石25基が検出されました。

 

年末年始の開園について

令和7年もあとわずか……
上野原縄文の森は今年も沢山の方にご来園いただきました。
縄文の森は12月28日(日)まで、新年は1月2日(金)から開園します。
また、1月1日元旦は、初日の出の観覧のため、午前6時から午後5時まで駐車場を開放しています。
(※なお、鹿児島県立埋蔵文化財センター・(公財)埋蔵文化財調査センターは1月5日から開所します)
新年も皆様のおこしをお待ちしています♪


池平遺跡現地説明会報告

令和7年12月13日に,池平遺跡(霧島市横川町)の現地説明会を実施しました。

当日は雨天の予報でしたが,121人の参加がありました。

調査担当者が出土した縄文時代の遺構や遺物を紹介し,地域の歴史を体感していただける機会となりました。

また,「きりしま歴史散歩」(霧島市教育委員会主催)も同時開催され,横川地区の歴史や文化財が紹介されました。

今後も埋蔵文化財センターでは,遺跡公開や埋蔵文化財の紹介を行っていきます。これらを契機として,地域の歴史や文化財について,関心を高めていただければありがたいです。

参加された方の感想

  • 家の近所で,このような歴史を感じることができて,感動しました。
  • 長期にわたる期間の生活の跡が残っていることに感動しました。
  • 実際に発掘調査をしている現場を見学することで,旧石器時代や縄文時代の人々がどのように生活していたかを想像しながら,遺跡のことについて多くのことを知ることができ,貴重な体験となりました。

地層からわかる遺跡の年代を説明しました。

見つかった集石遺構を紹介しました。

多数出土した土器や石器

池平遺跡で出土した遺物を展示・説明しました。

第74回企画展講演会が開催されます。

現在開催中の第74回企画展「戦跡は語る~考古学から見た“たたかい”の歴史~」に関連した講演会を行います。

上野原縄文の森 第74回企画展 企画展講演会
「アジア太平洋戦争期の戦争遺跡の存在意義-鹿児島県のポテンシャル-」

〇開催日 令和8年2月7日(土)
〇時 間 10:00~12:00(受付 9:30~)
〇会 場 上野原縄文の森 多目的ルーム
〇講 師 慶應義塾大学文学部 教授 安藤 広道 氏
〇定 員 80人程度 ※要事前申し込み,先着順
〇資料代 200円
〇その他・問い合わせ先
〒899-4318
鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森1番1号
上野原縄文の森 事業課
電話 0995-48-5701
FAX 0995-48-5704
メール uenohara@jomon-no-mori.jp

〈お申し込み方法〉
電話,FAX,メール,来園受付,ホームページ「申し込みフォーム」よりお申し込み可能です。

縄文の森ホームページ\申し込みフォーム/はこちら。
※お申し込みが完了しましたら,ご登録いただいたメールアドレスへ自動返信メールが届きます。
翌日以降も返信が確認できない場合は,再度「申込みフォーム」からお申し込みいただくか,上野原縄文の森までお電話くださ

 

池平遺跡現地説明会

12月13日に,池平遺跡の現地説明会を実施します。

12日現在,天気が心配されますが,小雨の場合でも,説明会は予定通り行います。

来跡される際は,雨への備え(雨傘や長くつなど)をお願いいたします。

日時
令和7年12月13日(土)
受付 午後1時~
説明 午後1時30分~午後4時
   (1時間程度の説明を随時実施)
場所
池平遺跡(霧島市横川町上ノ・北薩横断道路野坂IC近く)
また,「きりしま歴史散歩『池平遺跡と横川地区のお宝?!探し』」(主催:霧島市教育員会社会教育課)も同時開催します。横川地区の文化財について紹介し,現地説明会に参加された方は配布資料の提示で,当日に限り横川郷土館を無料で見学できます。
開催日:令和7年12月13日(土)
時間:午後1時30分~午後5時(受付午後1時~)
参加料:無料
定員:制限なし
場所:池平遺跡現地説明会会場・横川郷土館

 

池平遺跡現地説明会&きりしま歴史散歩「池平遺跡と横川地区のお宝?!探し」

池平遺跡(霧島市横川町上ノ)で現地説明会を行います。
これまでの調査で出土した遺構や遺物を,調査担当者がわかりやすく説明します。
 
日時
令和7年12月13日(土)
受付 午後1時~
説明 午後1時30分~午後4時
   (1時間程度の説明を随時実施)
 
場所
池平遺跡(霧島市横川町上ノ・北薩横断道路野坂IC近く)
 
また,「きりしま歴史散歩『池平遺跡と横川地区のお宝?!探し』」(主催:霧島市教育員会社会教育課)も同時開催します。横川地区の文化財について紹介し,現地説明会に参加された方は配布資料の提示で,当日に限り横川郷土館を無料で見学できます。
 
開催日:令和7年12月13日(土)
時間:午後1時30分~午後5時(受付午後1時~)
参加料:無料
定員:制限なし
場所:池平遺跡現地説明会会場・横川郷土館
 
詳しくはこちら

発掘調査の様子

池平遺跡現地説明会ポスター

きりしま歴史散歩「池平遺跡と横川地区のお宝?!探し」ポスター

池平遺跡への案内1

池平遺跡への案内2