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鹿児島県上野原縄文の森

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投稿者: 管理人

講演会参加者募集中!

第68回企画展講演会の参加者を募集しています。

国分駅そばの国分シビックセンターで開催します。大きな無料駐車場(当日のみ)もあり足を運びやすい会場です。

ご参加お待ちしています。

お申込みは電話(0995-48-5701)または申し込みフォームからお申し込みいただけます。

【申し込みフォームをご利用の方へ】
お申し込みが完了しましたら,ご登録いただいたメールアドレスへ自動返信メールが届きます。
翌日以降も返信が確認できない場合は,再度「申込みフォーム」からお申し込みいただくか,上野原縄文の森までお電話ください。

木育イベント参加者募集中!

つくってドキどき体験第4回じょうもんの森の木を知ろう~木の車とフォトフレーム作り~の参加者を募集しています。

お申込みは電話(0995-48-5701)または申し込みフォームからお申し込みいただけます。

【申し込みフォームをご利用の方へ】
お申し込みが完了しましたら,ご登録いただいたメールアドレスへ自動返信メールが届きます。
翌日以降も返信が確認できない場合は,再度「申込みフォーム」からお申し込みいただくか,上野原縄文の森までお電話ください。




【終了】第20回縄文の森秋まつり

第20回縄文の森秋まつりは終了しました。

ご来場頂きました皆様、出店や協賛で盛り立てて下さった皆様、誠にありがとうございました。(11/5追記)

縄文の森秋まつりのお知らせです♪
【日時】11月3日(金・祝)・4日(土)10時~15時
【場所】上野原縄文の森 体験広場,祭りの広場
【入場】無料(体験活動は一部有料)
楽しいステージパフォーマンスや火おこし大会,クイズ大会や縄文体験など楽しいイベントが盛りだくさん!

指宿市の時遊館COCCOはしむれさん,都城市の都城歴史資料館さんの出張体験もあります。また,近くの霧島市こども館でも,秋まつりに合わせてイベントを実施され,巡回バスも走ります。

紅葉もそろそろ見頃の縄文の森。秋のお出かけは上野原縄文の森で決まり!

チラシPDFはこちら

考古学講座第4回「黒酢だけじゃない!?福山まち歩き」を開催しました!


10月21日,上野原縄文の森考古学講座第4回「黒酢だけじゃない!?福山まち歩き」を,まち歩きで知られるNPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会 代表理事 東川 隆太郎氏を講師に迎え,霧島市福山町で開催しました。

現在は黒酢の町として知られる福山町ですが,戦国時代には戦いの為に城が作られたり,江戸時代には薩摩と日向(現在の宮崎県)を結ぶ物流の重要地点として栄えるなど,歴史ある場所でもあります。
 
集まった参加者たちは旧福山中学校である鹿児島県立埋蔵文化財センターの福山第二整理作業室を出発し,夫婦イチョウで知られる宮浦宮や武家屋敷跡など,町に点在する史跡を中心に巡りました。

当日は天気にも恵まれ,青い空に桜島と錦江湾を望む風光明媚な福山町の景色と,講師のユーモアたっぷりの語りに,参加者の皆さんも笑顔で耳を傾けていました。また,地元・福山町の参加者からは「住んでいるのに初めて知る事も多かった」と感激の声も聞かれました。

研究紀要第16号

研究紀要「縄文の森から」第16号(全ページ版)


鹿児島県の洞穴遺跡の集成―洞穴遺跡の概要と調査の状況―
湯場﨑 辰巳

鹿屋市小牧遺跡の補遺と若干の検討
(公財)埋蔵文化財調査センター 調査課

鹿屋市小牧遺跡で検出された竪穴建物跡(SH20)の性格について
川口 雅之

霧島市上井城跡の踏査
黒川 忠広

薩摩国高城-野田間の道筋について
東 和幸

令和4 年度年報 

 

かごしま遺跡フォーラム2023 「掘り出された鹿屋の歴史と文化」

今回の「かごしま遺跡フォーラム」は,東九州自動車道建設や220号古江バイパス建設,吾平佐多線(吾平道路)改築に伴って発掘調査を行った鹿屋市内の遺跡を紹介し,その特性を明らかにします。また、遺物の展示説明や、パネルディスカッションを実施します。

〇日 時 12月2日(土) 午後1時~午後4時30分
〇場 所 鹿屋市串良公民館別館(鹿屋市串良町岡崎2087)
〇内 容 発掘調査成果報告,遺物展示,パネルディスカッション
〇参加費 無料
〇申し込み 不要

画像をクリックすると拡大します

企画展内覧会

10月19日,『上野原縄文の森第68回企画展「人のあゆみとジオストーリー~南九州の火山と生きた人びと~」』の内覧会を行いました。

今回の企画展は,火山や地形などの地質遺産と,発掘された遺構・遺物という歴史遺産との関わりから,火山や地震,災害等と共存してきた歴史について紹介します。

内覧会での意見をもとに,その展示準備を着々と進めております。

ぜひご覧ください。

【展示期間】

令和5年10月21日(土)~令和6年1月8日(月・祝)

内覧会の様子

じょうもんくんフォトコーナー設置

展示館エントランスに、じょうもんくんフォトコーナーを設置しました♪縄文の森の公式キャラクター「じょうもんくん」「このみちゃん」になった気分で、パシャッ!ハッシュタグ「#上野原縄文の森」でぜひ投稿してくださいね♪無料ゾーンですので、お気軽にご利用できます。

土器をよみがえらせる「復元」~整理作業から~

発掘調査で見つかった土器は,ほとんどが破片でバラバラの状態で見つかります。使っていた土器が割れてしまったから捨てたり,地中に埋まっている間に土の重みで割れてしまったりするからです。

そんなバラバラの状態で見つかった土器の破片から,同じ個体の破片を探してくっつける作業を「接合」といいます。今回はその次の作業,「復元」について紹介します。「復元」は文字どおり割れた土器をもとの形に直す作業です。埋蔵文化財センターでは現在,2人の整理作業員さんがこの作業に当たっています。

土器の形を「復元」するために,破片の一つ一つをていねいに専用の接着剤で付けていきます。このとき,土器の底部または上部からつなげていきますが,隣り合う土器の面と面をしっかり合わせることが重要です。そうしないと,形に歪みが出て,最後でうまくつながらないことがあるからです。

土器は時代ごとに形や文様・飾りが異なります。また,ひとつひとつが昔の人の手作りであり,個体によって器形が微妙に違います。その細かな差を考慮して復元していきます。

土器片が見つからなかった部分は石こうなどで埋めます。このときも,もともとの土器の厚さや傾きに合わせて埋めていきます。継ぎ足したり削ったり,細かな調整を繰り返していきます。また,写真撮影にあわせて,色合いを整えるため石こう部分に色を塗ることもあります。

このように,復元作業は様々な配慮が必要になりますが,熟練の作業員さんの手によって,その姿が現代によみがえるのです。

復元に使う道具① ヘラやアートナイフ,接着剤

復元に使う道具② 石こう

復元に使う道具③ ドライヤーは色塗り時に使います

土器を底部から復元しています

型紙をあてて,形を確認します

接着剤が乾くまで,洗濯バサミで固定します

土器の上部までつながりました

口縁部(一番上の部分)の歪みも再現します

実測(土器の大きさや厚さを調べて図化する)のために,あえて途中までしか復元しないこともあります

11月のイベント紹介&参加者募集中!

 秋も深まる上野原縄文の森では,たくさんのイベントが開催されるよ!中にはとっても貴重な体験が出来るイベントもあるんだよ。参加申込は電話・FAX・ホームページの申込フォームから受け付けているよ。
 みんなの参加を待ってるよ!

<11月のイベント>
11月3日(金・祝)・4日(土)・・・第20回 縄文の森 秋まつり詳しくはコチラ
11月11日(土)・・・不思議探検第2回「縄文の森から星座を観察しよう」詳しくはコチラ
11月23日(木・祝)・・・ナイトミュージアム詳しくはコチラ
11月26日(日)・・・第68回企画展「人のあゆみとジオストーリー」講演会詳しくはコチラ

各イベントのお申し込みはコチラから↓