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投稿者: 管理人

第62回企画展が開催になりました!!

11/20(土)より,第62回企画展

「海と活きた古代人Ⅱ ~古墳時代から近世の鹿児島~」を開催しています。

今回は,海を越えてきた「モノ」,「技術」,「情報」に注目して展示を行っています。

最後のコーナーでは,水中考古学の世界と題して,長崎県松浦市の鷹島神崎遺跡より元寇(蒙古襲来)にまつわる資料もお借りして展示しています。是非,この機会に上野原縄文の森にお越し下さい。紅葉もきれいです。

 

新しい企画展が始まりました!(R3.11.20~)

11月20日(土)より新しい企画展が始まりました。
昨年度に開催した企画展の第2弾として海を越えて伝わったモノ・技術・情報の交流について,古墳時代から近世の鹿児島に焦点を当て関連する考古資料を展示します。

また,令和4年2月5日(土)には霧島市国分シビックセンターにて,國學院大學教授池田榮史(よしふみ)氏を講師に招き,企画展講演会「鷹島(たかしま)神崎(かんざき)遺跡と水中考古学」を開催します。

詳しくは↓のチラシからご覧下さい。(クリックすると拡大されます)

森の紅葉を見に来てね!

森は秋真っ盛り!一部の木が紅葉していて散歩が楽しい季節になったんだ。
展示館や埋蔵文化財センターの人たちが施設の手入れをしているところに出くわしたよ。
机やベンチがきれいになったり、日よけのカーテンがついたりして過ごしやすくなったんだ。
秋のさわやかな空気を感じに森に来てみてね。

 

企画展内覧会

11月18日,『上野原縄文の森第62回企画展「海と活きた古代人Ⅱ ~古墳時代から近世の鹿児島~」』の内覧会がありました。

今回の企画展は,海を越えて伝わった「モノ・情報・技術」というテーマで,輸入陶磁器や中国銭,仏教伝来に関する遺物など,古墳時代から近世の考古資料を紹介します。

また,水中考古学調査の事例として,元寇に関連する沈没船が発見された鷹島神崎遺跡(長崎県松浦市)の紹介や遺物展示も行います。

明日,11月20日からの公開になります。上野原縄文の森に,ぜひお越しください。

展示期間 令和3年11月20日(土)~令和4年3月6日(日)

公開に向けて準備中です

水中考古学の調査についても紹介

立塚遺跡現地説明会

令和3年11日6日,鹿屋市吾平町の立塚遺跡で現地説明会を実施しました。立塚遺跡は,鹿屋吾平佐多線(吾平道路)改築事業に伴い,発掘調査を行っている遺跡です。

これまでの調査で,縄文時代晩期から弥生時代前期(約3,000~2,500年前)の遺物が多く見つかっています。また,奈良時代から平安時代(約1,100年前)の畑跡や建物の柱跡などの遺構も見つかっています。

現地説明会では,これらの遺物や遺構を紹介するとともに,「紫コラ」と呼ばれる,貞観(じょうがん)16(874)年に指宿市の開聞岳が噴火したときの火山灰で埋まった遺構も説明しました。

また,弥生時代以降に作られたと思われる,長さが約6cmもある大型の管玉(くだたま)も見つかっています。こちらも展示して紹介しました。

当日の天気は雨でしたが,50人の参加がありました。参加者からは,「初めて遺跡の説明会に来たけれど,昔の様子を知ることができて楽しかった」などという感想をいただきました。

埋蔵文化財センターでは,今後もこのような現地説明会や遺跡の調査成果を紹介するフォーラムなどを開催予定です。詳しくは,ホームページ等で紹介しますので,ご期待ください。

当日の資料はこちらからダウンロードできます。

立塚遺跡の土層

紫コラの入った遺構を説明

古代の畑の畝(うね)跡を紹介

出土した遺物を展示して紹介

出土した大型の管玉(転載禁止)

 

どこから来たの? -土器から見える文化の交流-

10月21日、22日、小牧遺跡(鹿屋市串良町)から出土した弥生時代から古墳時代の土器の特徴について、専門の先生方から指導・助言をいただきました。

熊本・宮崎から搬入されたと考えられる土器についての指導助言の様子
今回の指導では熊本平野や宮崎平野の土で焼かれた土器が出土していることが分かりました。当時の人々の交流の広さについて考える上で貴重な成果となりました。

鹿児島の土器と比較して検討している様子
今年度末に刊行する報告書の中で詳しくお伝えしますね。

文化の日に現地を公開しました(平佐焼窯跡群)

11月3日は文化の日。午前中は,平佐西地区歴史さんぽの皆さんを遺跡へご案内し,午後からは現地説明会を開催しました。天候にも恵まれ,絶好の見学日よりでした。200名以上の方々にご来場いただきました。ご来場いただいた皆様,ありがとうございました。

1号窯跡説明中
発掘調査の様子も間近で見学してもらいました。

発掘調査の様子を説明しています
1日限りの展示館も盛況でした。

出土品の特徴を説明しています
当日の説明資料(PDF)は,こちらからダウンロードできます。(画像をクリックしてください。)
説明資料(表面)

説明資料(裏面)