鹿児島県上野原縄文の森 (公財) 鹿児島県文化振興財団上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター (公財) 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
MENU

鹿児島県上野原縄文の森

鹿児島県上野原縄文の森 HOME 公財 鹿児島県文化振興財団鹿児島県上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター 公財 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター

投稿者: 管理人

【霧島市周遊観光バスに乗ってみよう!親子向け特別体験「森のなかまを作ろう」】

霧島市周遊観光バスの海コース「西郷どん号(せごどんごう)」に乗って来て,上野原縄文の森を満喫しよう。

 当日は,「森のなかま」作りの特別体験でおもてなしするよ♪

 この機会に乗車してみてね。くわしくは,↓こちらをご覧下さい。

ご予約は,鹿児島交通(株)国分営業所 0995-45-6733まで。

潤ヶ野小学校での出前授業

6月23日,志布志市立潤ヶ野小学校で,5・6年生にワクワク考古楽を実施しました。

5校時は,「地域の歴史や史跡,文化財を知ろう」というめあてで学習を進めていきました。
初めに,日本を代表する縄文時代の遺跡である上野原遺跡が鹿児島にあることにふれ,早い時期から大規模な集落があったことを紹介しました。また,鹿児島は多くの火山やカルデラがあり,火山の堆積物によって地層ができていること,人々は火山とともに生活してきたことを確認しました。

次に,地域の歴史として,潤ヶ野小周辺の遺跡について紹介しました。学校が多くの遺跡に囲まれていることにも興味をもっていましたが,特に潤ヶ野小自体が遺跡の上に建っているということに,子どもたちはとても驚いていました。

また,多くの土器に触れ文様を確認しながら重みを実感したり,石器はどのように使っていたのか持ち方を考えたりしました。

6校時は,火起こし体験を行いました。舞錐(まいぎり)をバランスよく下ろして火を起こすのが難しかったようですが,「自分の力で火をつけたい」と一生懸命取り組んでいました。どの子も汗びっしょりになりながら,火を起こすことができました。

学校の周りの遺跡を紹介

舞錐で火起こしに挑戦!

南永小での出前授業

6月8日,伊佐市立南永小学校で,ワクワク考古楽を実施しました。

まず,これまでの発掘調査の結果から分かった鹿児島の縄文時代の様子について,紹介していきました。子どもたちは,鹿児島で出土する土器の多くは縄の文様でなく,貝でつけられた文様であることに驚き,土器を見ながらどの部分が貝でつけられたところかを探していました。

また,実際に土器に触れながら古い順に並び替えたり,様々な石器の用途を考えたりすることができました。

最後に,これまでの授業で学習したことや今回の授業について質問タイムを設けました。縄文時代の人々の服装や住居など当時の人々の生活をより深く考える時間になりました。

発掘調査からわかったことを紹介

土器や石器の使い方を実際の遺物で説明しました

 

 

 

エコふぁみの環境スポットになったよ

九州7県公式の環境アプリ「九州エコファミリー応援アプリ(エコふぁみ)」の環境スポットに縄文の森が登録されたよ。
アプリを活用して環境に優しい活動に取り組むと貯まるポイントで、素敵なプレゼントが当たる抽選に参加できるんだって。
縄文の森では来園して施設にあるQRコードを読み取るとポイントが貯まるよ。
縄文の森の自然や施設の中で、暑い夏を環境に優しい方法で涼しく過ごしてみよう。
県内のクールシェアスポットの詳細はコチラ(県ホームページ)


整理作業を体験しました!

 6月23日(水),調査センターの第2整理作業所(福山中学校跡)に隣接する福山小学校の児童1人が,整理作業の見学と体験に訪れました。土器や石器の実測などの作業を見学し,実際に土器の接合作業を体験してみました。パズルのように土器を接合する作業を通して,整理作業の仕事について知ってもらい,昔の人々が生活に使った道具についても学ぶことができました。

 

考古学講座第3回「文字から見る鹿児島の古代」の受講者を募集します

令和3年度考古学講座第3回「文字から見る鹿児島の古代」が開催されます。
県内で出土した墨書土器(ぼくしょどき)をはじめとする文字資料から,古代の鹿児島県の様相について,最新の研究成果を交えながら解説します。

【日 時】令和3年7月4日(日) 午前10時から午前11時半
【講 師】ラ・サール学園 教諭 永山 修一  氏
【定 員】50人程度(要事前申込み)
【資料代】100円
【場  所】上野原縄文の森 展示館多目的ルーム

〇問い合わせ・申込先
〒899-4318
鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森1番1号
上野原縄文の森 事業課
電話  0995-48-5701
FAX  0995-48-5704
メール uenohara@jomon-no-mori.jp

申込フォームはこちら

ただ今発掘中! ~久保田牧遺跡(鹿屋市吾平)~

久保田牧遺跡は,鹿屋市吾平町にある遺跡です。大隅縦貫道の建設工事に伴い,令和元年度から発掘調査を行っています。令和3年度も,6月から調査を開始しました。

現在は,表土(現代の地面)を重機で剥ぎ取り,その下の古代から中世の地層を少しずつ掘り進めています。

昨年度までの調査で,古墳時代の竪穴建物跡や古代・中世の溝跡・掘立柱建物跡,文字の書かれた墨書土器などが見つかっており,さらなる成果が期待されています。

また,発掘現場は民家に近いということもあり,騒音対策や振動に気を付けながら調査を行っています。

調査期間は,令和4年1月までを予定しており,発掘調査の様子は見学もできます。詳しくは,埋蔵文化財センターまでご連絡ください。

遺跡の発掘調査の様子

人力で少しずつ掘り進めていきます

遺物が見つかったときは,目印として地面に竹串を刺します

騒音・振動計を設置しています

遺跡の周りに民家があるので,防音シートで騒音対策をしています

 

つくってドキどき体験 第1回「縄文人のアクセサリー“まが玉”作り」が開催されました。

つくってドキどき体験 第1回「縄文人のアクセサリー“まが玉”作り」が6月19日(土)に開催されたよ。
ご参加いただきありがとうございました。

「まが玉」は,古代の人々がお守りとして身につけていたと考えられていて,
鹿児島県内の遺跡からも,いろいろな形のものが出土しているんだ!

今回の講座では,滑石という石を削ってまが玉作りに挑戦したよ。

世界に一つ,オリジナルのまが玉アクセサリーを大切にしてね。

佐多小学校での出前授業

6月17日,南大隅町立佐多小学校で,ワクワク考古楽出前授業を5・6時間目に行いました。

5時間目では,6年生に縄文時代の遺跡を紹介し,発掘調査でわかったことから昔の人々がどのような暮らしをしていたか,衣・食・住の観点に分けて説明しました。これまでの授業で学習したことを振り返りながら,興味深く聞いていました。

また,同町内にある大泊貝塚から見つかった縄文時代の土器片を持参し,実際に触ってもらいました。子どもたちは,土器の文様を観察したり,重さや厚みを実感したりしていました。中には破片どうしがくっつかないかと,接合を試してみる子どももいました。

6時間目は,5年生も加わり,火起こし体験を実施しました。「舞錐(まいぎり)」を使って火を起こすのは大変でしたが,先生方の手伝いもあって,どの子も火を起こすことができました。

当日の指導案(PDF)は,こちらからダウンロードできます。

授業の様子

一番長く続いたのは何時代でしょう?

本物の土器を手に取って観察

火起こし体験の説明中

だれが早く火がつけられるかな?

やったあ! 火がついたよ