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鹿児島県上野原縄文の森

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カテゴリー: 企画展

第49回 開園15周年記念

  • 上野原縄文の森 第49回企画展
    開園15周年記念
    縄文ワールドかごしま
  • 開催期間:平成29年7月14日()~平成29年11月5日(
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     今回の企画展は,第49回企画展「開園15周年記念縄文ワールドかごしま」です。
     当園の常設展示では,国指定史跡「上野原遺跡」の出土資料を中心に南九州の縄文時代の暮らしを紹介しています。
     上野原遺跡の発見を契機として,上野原縄文の森が開園してから15 年目を迎えましたが,その後新たに発掘調査された数多くの縄文遺跡が加わり,様々な成果が得られてきています。さらに,「河口コレクション」も加わり,貝塚等の縄文時代の出土資料も充実してきたところです。
     そこで,開園15周年を記念して,県立埋蔵文化財センターが所蔵する膨大な資料の中から,縄文時代を象徴する資料を抽出して最新の鹿児島の縄文時代像を紹介します。
     併せて,平成28年度に県内において発掘調査を行った遺跡の中から,特に注目される成果についても展示します。
     期間中は,県立埋蔵文化財センター及び(公財)埋蔵文化財調査センター職員による講演会のほか,夏休み期間中は,子ども達も楽しめる企画もたくさん用意しています。
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  • ■企画展紹介ビデオ■

  • 企画展示室前では,フルバージョンのビデオがご覧になれます。

    ※ブラウザによっては,ビデオが表示されない場合があります。
  • ■今回の主な展示品■
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  • ■企画展講演会■
  • 第1回:平成29年8月19日()13:30~15:00 ※終了しました
      内 容縄文時代草創期・早期のかごしま
           縄文時代前期~晩期のかごしま
    第2回:平成29年10月21日()13:30~15:00 
      内 容:木佐木原遺跡(姶良市)の調査成果
           小牧遺跡(鹿屋市)の調査成果
    〔各回共通〕
      講 師:県立埋蔵文化財センター
           及び(公財)埋蔵文化財調査センター 職員
      定 員:各回80人程度(要事前申込み)
      場 所:上野原縄文の森展示館多目的ルーム
      資料代:100円
     ※ 講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で,講師によるギャラ
     リートークを行います。
      別途展示館利用料金が必要となります。
     

    企画展ギャラリートーク
     展示の内容を分かりやすく解説します。
     【日 時】 開催期間中の第1・第3日曜日
            10:30~,14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 上野原縄文の森展示館企画展示室
  • ■企画展関連イベント■
  • 夏休み企画
    1 「あなたならどう使う?縄文人の道具」
      縄文人は展示されている道具をどう使ったのかな?
      展示されている道具を自分が縄文人ならどう使うか考えてみよう!
       日 時:7月21日(金)~8月31日(木) 毎日開催
      ☆ 参加者全員に縄文の森オリジナルグッズをプレゼントします!

    2 
    縄文人なりきり土器作り
      土器についてもようや,形を観察して,縄文人になりきって,オリ
      ジナルの土器を作ってみよう。
       日 時:8月の毎週日曜日(1日2回,各回30分程度)
           10:20~,14:20~
       定 員:10人程度(先着順)
     
     ※ 夏休み企画の参加は,有料入館者に限ります。

第48回 蘇る SHOKU Ⅲ

  • 上野原縄文の森 第48回企画展
    蘇るSHOKU
    古の職人技
  • 開催期間:平成29年4月22日()~平成29年7月2日(
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     職人技が発揮されるのは,長年の経験で培われ受け継がれた高度な技術はもとより,それぞれの材質の特性を熟知し巧みに活かしていることにあります。
     今回の企画展では,「蘇るSHOKU」の第3弾として,「職」をテーマに鍛冶,石工,焼き物,織る・編む,木製品,骨・貝製品などにみられる古の職人技を紹介するとともに,伝統的工芸品も併せて展示することで,現代につながる鹿児島のモノづくりの原点を探る機会にします。
  • 第48回企画展データファイルは,ここからダウンロードできます。
     
  • ■企画展で紹介する古の職人技と主な展示品■
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  • ※ご覧になりたい遺物の写真をクリックすると,右側に拡大して表示されます。
  • ■企画展講演会■
  • 平成29年5月13日()13:30~15:00 ※終了しました
     演 題「民俗学からみる考古資料」
     講 師:民俗学者,元鹿児島大学法文学部 教授 下野 敏見 氏
     定 員:80人程度(要事前申込み)
     場 所:展示館多目的ルーム
     資料代:100円
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室でギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展関連イベント■
  • 企画展ギャラリートーク
     企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第47回 近代化の一翼を担った薩摩焼

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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     島津義弘の時代に始まる薩摩焼は,日用品から大名家の器,金襴手など県内各地で多様な発展を遂げました。また,薩摩焼の技術は集成館事業のなかで大きな役割を果たした反射炉の耐火レンガ製作にも活かされました。その技術と400年をこえる歴史・伝統を,伝世品や県内各地の発掘調査で得られた出土品をもとに紹介します。 
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  • ■企画展で紹介する主な窯跡■
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    第47回企画展 イメージスライドショー 「苗代川の記憶」
     
  • ■注目の展示品(その1)■
  • 県内初公開!!
    薩摩焼発祥の串木野窯跡から出土した陶片(根津美術館蔵) 
     
     写真にカーソルを置いてください。右側に別ウインドーで拡大表示されます。
  • ■企画展講演会■
  • 平成29年1月21日()13:30~15:00 ※終了しました
     演 題「集成館事業において薩摩焼の果たした役割」
     講 師:鹿児島大学法文学部 教授 渡辺 芳郎 氏
     定 員:80人程度(要事前申込み)
     場 所:展示館多目的ルーム
     資料代:100円
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展関連イベント■
  • ワークショップ「薩摩焼を作ろう」
     【日 時】 平成28年12月24日(土) ※終了しました
            13:00~16:00
     【講 師】 琴鳴堂 代表 四元 誠 氏
     【定 員】 30人(先着順,要事前申込み)
     【場 所】 展示館多目的ルーム
     【参加料】 500円
       
    企画展ギャラリートーク
     企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第46回 新発見!かごしまの遺跡2016

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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     平成27年度に発掘調査や整理作業・報告書刊行を行った遺跡を中心に,最新の情報を紹介します。集成館事業の一環として,薩摩藩が文久3(1863)年に建設した「敷根火薬製造所」跡や,弥生時代の住居跡から「山ノ口式土器」が多数出土した田原迫ノ上遺跡など,注目される遺跡の調査成果を紹介します。
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  • ■企画展で紹介する主な遺跡■
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    じょうもん一家のイラストをクリックすると,遺跡紹介パネルが新しいウインドーに表示されます。   
     
    企画展データファイル
     
      【第46回企画展CM
  • ■注目の展示品■
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     ご覧になりたい展示品をクリックしてください。拡大して表示されます。
  • ■企画展講演会■
  • 【第1回】 平成28年 8月20日()13:30~15:00 ※終了しました
       紹介遺跡:「敷根火薬製造所跡」「根占砲台跡」「永吉天神段遺跡」
    【第2回】 平成28年10月29日()13:30~15:00
    ※終了しました
     
     紹介遺跡:「牧野遺跡」「小牧遺跡」
    〔各回共通〕
     講 師:県立埋蔵文化財センター職員ほか
     定 員:80人程度(要事前申込み)
     場 所:展示館多目的ルーム
     資料代:100円
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展ギャラリートーク■
  • 企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第45回上野原遺跡発掘調査30周年記念

  • 上野原縄文の森 第45回企画展
    上野原遺跡発掘調査30周年記念
    上野原の時代
    ~縄文の美と技,そして謎~
  • 開催期間:平成28年4月22日(金)~平成28年7月3日(
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     平成6(1994)年3月,完全な形の壺形土器が2つ並んで出土しました。前例のない発見であり,九州最古の土偶や国内最古・最大級の集落跡,国内最大級の落とし穴など画期的な大発見が相次いだ上野原遺跡。
     全国に先駆けて花開いた南の縄文文化の世界を,上野原遺跡の縄文早期前葉(9,500年前),早期後葉(7,500年前)の発掘調査成果を中心に,近年の県内各地の発掘調査成果も交えて紹介します。

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  • ■あの日の上野原~スナップ写真から~■
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  • ■注目の展示品■
  •  石皿【定塚遺跡・縄文時代早期前葉(9,500年前)】
     
      石皿は,縄文時代の主な食料であるドングリなどの木の実を,石の平たい部分で,すりつぶして粉にする道具です。すりつぶすための石器である磨石(すりいし)と対をなして使われました。石皿は長年使い続けてくぼみ,磨石は手になじむ大きさで,表面はなめらかになっています。
     写真は,石榴(ざくろ)石を用いた石皿の完形品で,長さ37.5cm,幅27.7cm,厚さ7.8cm,重さが約10kgあります。
     10kgほどの重さを持つことや大きくくぼむ面を持つことから,移動させず同じ場所で,長期にわたって使用していたと考えられます。当時の南九州がきわめて安定した社会を形成していたことがうかがえます。また,四隅の隅々まで丁寧に磨きこまれていることから,この地にすむ人々の精神的な豊かさをも感じ取ることができます。
     石榴石:英名でガーネット(ラテン語のザクロの意“granatum”に因む)。丸い結晶が集まった状態でよく産出し,その様子がザクロの実に似ていることから,日本名もざくろ石といわれる。ザラザラした細かい粒にして紙やすりに塗られ,研磨剤として利用されている。
     
      企画展では,鹿児島県内で出土した完形の石皿を3点展示しています。丁寧に磨かれ,使いこまれた石皿と磨石をぜひ間近でご覧ください。
     第45回企画展データファイルは,ここからダウンロードできます。
     
  • ■企画展講演会■ ※終了しました
  • 平成28年5月14日()13時30分~15時
     【演 題】「縄文世界の中の上野原遺跡」
     【講 師】國學院大學 名誉教授 小林 達雄氏
     【定 員】80人程度(要事前申込み)
     【資料代】100円
     【場 所】展示館多目的ルーム
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展ギャラリートーク■
  • 企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第44回 蘇るSHOKUⅡ

  • 上野原縄文の森 第44回企画展
    るSHOKU
    飾りに込めた想い~
  • 開催期間:平成27年11月27日(金)~平成28年3月21日(月・祝  ※終了しました
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     人は,環境の移り変わりに適応しながら,生き抜くため,木や草,石,粘土など,身近にあるものを活用してさまざまな道具を作り出してきました。
     それらの中には意図的に彩色されたものや,実用性を超えた装飾が施されたものがあります。身近にあるものの性質を熟知し,豊かな創造力や表現力を発揮して想いを表現したこれらの道具を「蘇るSHOKU」の第2弾として「色」「飾」という視点で紹介します。
  • ■注目の一品~今回の展示品の中から~■
  • ※ ○の中の遺物の写真にカーソルをのせると,遺物の紹介コメントが現れます。
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    山ノ口式土器(山ノ口遺跡,弥生時代,錦江町):口縁部の直径が43センチもあり,外側は黒地に赤色顔料で文様をつけ,脚部には透かしも入っています。今回の展示に合わせて,想定復元品も展示します。
     
      赤色顔料が貯蔵されていた土器(関山遺跡,縄文時代早期,曽於市):赤色顔料がぎっしり詰まった小鉢です。この小鉢を包み込むように撚糸文の深鉢が出土したことから,小鉢を入れ子状にして,中の赤色顔料を大切に保管していたのではないかと思われます。             軽石製岩偶(柊原遺跡,縄文時代後期,垂水市):軽石に線や孔を刻んで,目や鼻,体の各部などを表現しています。刻まれた線の中には赤色顔料が残っています。線だけ赤くしたのか,それとも全体を真っ赤に塗っていたのか。いずれにせよ儀式に使われていたものであると考えられています。
     
          青磁碗(中郡遺跡群,中世,出水市):古代中国の龍泉窯系の窯で焼かれたもので,ハスの花が咲いたかのように鮮やかな文様が特徴の青磁碗です。     二分金(船迫遺跡,近世,志布志市):江戸時代に作られた小判の一種で,この二分金2枚で1両に相当します。県内の発掘調査で見つかった小判はこの二分金と,鹿児島市の垂水・宮之城島津家跡から出土した二朱金の2枚だけです。
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     国宝〈レプリカ〉展示
     
    (片方展示)
     
      
    (片方展示)

    (写真:東京国立博物館所蔵image:TNM image Archives) 
       
     きんせいしんようがたたれかざりつきみみかざり
    金製心葉形垂飾付耳飾
     こんどうせいくつ
    金銅製沓
    江田船山古墳(和水町教育委員会)    江田船山古墳(和水町教育委員会)   
       

     
    期間限定展示品【平成28年1月23日()~3月21日(月・祝)】 
     
           じかん
         耳環・ガラス玉ほか 
    ぎんぞうがんりゅうもんたち
    銀象嵌龍文大刀 
    島内地下式横穴墓群
    (えびの市教育委員会) 
    島内地下式横穴墓群
    (えびの市教育委員会) 
  • ■企画展講演会■
  • 平成28年1月23日(土)13時30分~15時 ※終了しました
     【講 師】熊本県立装飾古墳館 学芸課長 坂口 圭太郎氏
     【定 員】80人程度(要事前申込)
     【資料代】100円
     【場 所】展示館多目的ルーム
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室でギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。
  • ■企画展ギャラリートーク■
  • 企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の毎週土・日・祝日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第43回 新発見!かごしまの遺跡2015

  • 上野原縄文の森 第43回企画展
    新発見!かごしまの遺跡2015
    ~発掘速報展~
  • 開催期間:平成27年7月17日(金)~平成27年11月15日(
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     ※ポスターをクリックすると,拡大して表示されます。
     
     平成26年度に発掘調査や整理作業・報告書刊行を行った遺跡を中心に,最新の情報を紹介しています。近代の貴重な(さん)(ぎょう)()(さん)として大きな話題となった金山水車跡(きんざんすいしゃあと)(たち)小野(おの)(ぼり)遺跡から出土した日本最古級の「青銅製鈴(せいどうせいすず)」など,注目される資料を展示しています。
     第43回企画展CM

      企画展の中で紹介する遺跡
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       企画展データファイル 
       ※ クリックするとダウンロードできます。
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  • ■注目の一品~企画展展示品から~■
  • 弥生時代の鉄鏃(てつぞく)永吉天神段(ながよしてんじんだん)遺跡)
     
     永吉天神段遺跡(曽於郡大崎町)では,約2,100年前の墓から県内最古で,国内でも最も古い可能性の高い鉄鏃が出土しました。鉄鏃の型式や共伴(きょうはん)している土器から,これらの鉄鏃は弥生時代中期中葉(ちゅうよう)頃(約2,100年前)のものと考えられています。また,これらの鉄鏃は,出土位置や同時期の北部九州の例からも,副葬品(ふくそうひん)ではなく()葬者(そうしゃ)に突き刺さっていた可能性があります。これらの鉄鏃は,第43回企画展のなかで,7月17日(金)~8月14日(金)の期間限定で公開します。
      ※永吉天神段遺跡出土の弥生時代の鉄鏃の詳細については,ここからご覧いただけます。
  • ■企画展講演会■
  • 【第1回】平成27年8月22日(土) 13時30分~  ※終了しました
     演 題①「渓谷に響いた近代化の水音~金山水車跡・精錬所跡~
          ②「大隅半島における約5,000年前の情報・物流の拠点
              ~京の塚遺跡~
    【第2回】平成27年10月31日(土) 13時30分~ ※終了しました
     演 題①「鈴などの出土品から見る各地との交流~立小野堀遺跡~
          ②「古墳時代の鍛冶工房のある集落遺跡
    ~川久保遺跡~
     講 師: 県立埋蔵文化財センター職員ほか
     定 員: 80人程度(※要事前申込み)
     場 所: 縄文の森展示館多目的ルーム
     資料代: 100円
       ※ 講演会終了後,希望者を対象に,企画展示室で講師による
       ギャラリートークを行います。(別途展示館利用料金が必要)
     
  • ■企画展ギャラリートーク■
  •  企画展開催中にスタッフによる展示の解説を行います。
    【日時】 開催中の毎週土・日・祝日
           1回目 10:30~
           2回目 14:30~
               ※各回30分程度
    【会場】 企画展示室
     
                        
    「肉弾三勇士」と陽刻された飲料水ビン
    (前畑遺跡 鹿屋市)

第42回 蘇るSHOKU Ⅰ

  • 上野原縄文の森 第42回企画展
    (よみがえ)るSHOKU Ⅰ
    ~「食」から見える(いにしえ)の生活~
  • 開催期間:平成27年4月17日(金)~平成27年7月5日(
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     ()(もの)を求めて山野を()(めぐ)遊動(ゆうどう)の生活から,農耕などによる定住の生活へ…。
     
    人は,環境の移り変わりに適応(てきおう)しながら,生き抜くため身近にあるものを活用し,食を確保するために知恵と工夫を()らして,多種多様な道具を作ったり,調理や保存の方法などを開発したりしてきました。今回の展示では,発掘調査で得られた多くの情報から「蘇るSHOKU」の第1弾として,古の人々の生活ぶりを,「食」というテーマで紹介します。

     ※今年度は,「SHOKU(しょく)」という言葉の(ひび)きに視点を置き,事や色彩(しきさい)装飾(そうしょく)(しょく)(仕事)などをテーマに()(しゅ)()(よう)な出土品を紹介します。

     
     「市来貝塚」の貝層 (剥ぎ取り資料) 【縦3m横1.2m】
     
     この貝層は,平成4年の市来(川上)貝塚の発掘調査の際に()ぎ取られたものです。貝層には,カキやハマグリなどのいろいろな種類の貝や,獣の骨,魚の骨など,縄文人が食べたあとに()てたものが大量に堆積(たいせき)しています。ほかにも割れた土器片や貝輪の未製品,軽石製品などを見つけることができますが,まだいろいろと隠れています。ぜひ,自分で探してみてください。
    •  ※カーソルを置くと,拡大してご覧になれます。

      ※ 下の遺物は,「剥ぎ取り資料」の中から見つけたものです。どこに隠れているでしょうか?
           
      土器片(市来式土器)  軽石製品  貝輪の未製品 
       
  • ■注目の一品~企画展展示品から~■
  • 台付皿形土器(草野貝塚・鹿児島市教育委員会)
     縄文時代後期(約3,500年前)の台付皿形土器です。土器を真上から見ると,皿部は一辺が9.5㎝の正方形をしており,脚部は円形で直径が7.8㎝,底部から頂点までの高さは約10㎝です。
     皿部は4つの(りゅう)()を持つ波状の口縁で,脚部には2カ所の()かしがあり,皿部と脚部をつなぐ部分の左右には(とっ)()がついています。
     また,隆起部を中心の軸として,左右(たい)(しょう)になるように(きざみ)()沈線(ちんせん)()(よう)(ほどこ)されており,沈線部には赤色顔料が()られています。
     
     画像をドラッグしたまま左右に動かしますと,土器の回転画像をご覧いただけます。
    また,タブレットでは,拡大した画像を回転させてご覧いただけます。
  • ■企画展講演会■
  •  平成27年5月9日(土) 13時30分~ ※終了しました
       講 師 : 熊本大学文学部教授  小畑 弘己 氏
       定 員 : 80人程度(※要事前申し込み)
       場 所 : 縄文の森展示館多目的ルーム
       資料代 : 100円
        ※ 講演会終了後,希望者を対象に,企画展示室でギャラリー
         トークを行います。(別途展示館利用料金が必要)
  • ■企画展ギャラリートーク■
  •  企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日時】 開催中の毎週土・日・祝日
     【会場】 企画展示室   
         1回目 10:30~
         2回目 14:30~ 
         ※各回30分程度 双魚文青磁皿(白糸原遺跡 南さつま市)

第41回 古墳時代のかごしま

  • 上野原縄文の森 第41回企画展
    古墳時代のかごしま
    ~1,500年の時を超えて~
  • 開催期間:平成26年11月28日(金)~平成27年3月22日(
  •    
      近年,畑地の陥没(かんぼつ)により発見された塚崎(つかざき)古墳群の地下式横穴墓や外溝の存在が確認された(よこ)()古墳,大規模な集団墓地が判明した(たち)小野(おの)(ぼり)遺跡など,鹿児島の古墳時代がさらに明らかになってきています。
     今回の展示では,鹿児島の古墳時代について,他県の資料(重要文化財など)との比較も交え,南九州の墓の形態や分布状況,副葬品,住居内遺物など
    を紹介しています。
  • ■注目の一品~今回の展示品の中から~■
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     短甲(たんこう)(かぶと)・刀剣類
     
     古墳や地下式横穴墓などの副葬品には, 銅鏡のほか,須恵器や土師器などの日用品,短甲・冑・刀剣類などの武具・武器,馬具,装飾品など様々なものがあります。
     下の写真の,(はらい)(がわ)地下式横穴墓から出土した短甲は,(やり)や刀の攻撃から身を守るもので,鉄板を何枚か組み合わせて鉄の(びょう)でつなぎ,正面から開閉して着用するよう蝶番(ちょうつがい)式に作られています。また,(しょう)(かく)(つき)(かぶと)は,形が古代の軍船の()(さき)(衝角)に似ていることから,このように名付けられています。
     
     ※ 画像にマウスを合わせると,ご覧になりたい部分が拡大されて表示されます。
     短甲(左)
    衝角付冑
    (右)
    【県指定有形文化財】
    鉄剣
     

    【重要文化財】
    象嵌装(ぞうがんそう)大刀 (たち)
    【県指定有形文化財】
     祓川地下式横穴墓 向野田古墳   中尾地下式横穴墓
    鹿屋市教育委員会  熊本県宇土市教育委員会 鹿屋市教育委員会
         
    第41回企画展データファイルは,ここからダウンロードできます。  
  • ■企画展講演会■
  • ※ 終了しました
  • ■企画展ギャラリートーク■
  •  企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日時】 開催中の毎週土・日・祝日
          1回目 10:30~   2回目 14:30~
             ※各回30分程度
     【会場】 企画展示室   
     
     ※ 背景は「南九州の古墳墓分布図(橋本2012改変)を参考にしてデザインしました。

第40回 新発見!かごしまの遺跡2014

  • 上野原縄文の森 第40回企画展
    新発見!かごしまの遺跡2014
    ~発 掘 速 報 展~
  • 開催期間:平成26年7月18日(金)~平成26年11月16日(
  •   平成25年度に発掘調査や整理作業・報告書刊行を行った遺跡を中心に,最新の情報を紹介しています。
     11月からは,天神段遺跡(大崎町)で出土した土坑墓副葬品
    <展示11/1~11/16>を紹介します。
  • ■主な遺跡の紹介~企画展スライドショーから~■
  • ■注目の一品~企画展展示品から~■
  • ()(こう)()副葬品(ふくそうひん)【天神段遺跡出土】
     中世の土坑墓から,多くの副葬品が出土しました。この副葬品は,()(ばさみ)鉄鏃(てつぞく),青銅製の鏡や古銭,(せい)()(はく)()など,非常にバラエティに富んでいます。このような副葬品をもつ土坑墓は全国的にも珍しく,貴重な資料になると考えられます。
                 (11月1日~11月16日までの期間展示)

     
    右の写真は,副葬品が出土した土坑墓のひとつです。
     
  • ■企画展講演会■
  • ※終了しました
  • ■ギャラリートーク■
  •  企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日時】 開催中の毎週土・日・祝日
          1回目 10:30~   2回目 14:30~
             ※各回30分程度
     【会場】 企画展示室