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鹿児島県上野原縄文の森

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カテゴリー: 企画展

第54回企画展 「バックナンバー古の美術品Ⅱ ~新聞でみた考古資料~」

4月20日(土)~7月7日(日)

南日本新聞に3年以上にわたって連載中の「古の美術品」は,これまで160回以上の考古資料が紹介されており,写真とともに軽妙で面白い解説は,読者から好評を得ています。
今回の企画展では,新聞に掲載された考古資料のうち前回紹介できなかったものを展示し,視点を変えると見えてくる様々な用途やかたちの面白さなどを解説ずる事で,埋蔵文化財の新たな魅力をお届けします。★展示図録「バックナンバー 古の美術品」を販売(一冊700円

 

双口土器
(縄文時代 上加世田遺跡 南さつま市)【河口コレクション】

 


(クリックすると拡大します。)

 

第53回企画展 弥生もスゴイ!かごしま

開催期間:平成30年12月7日(金)~平成31年3月21日(木・祝)

 鹿児島は「縄文王国」と言われるほど,全国的に見ても縄文時代の遺跡が数多くあり,南の縄文文化が花開いていたことがよく知られています。続く弥生時代については,これまで発掘調査例が少なく,遺跡もそれほど多くは見つかっていませんでした。
 ところが,近年の発掘調査により,約2,000年前の倭国(日本)が百余のクニに分かれていた時代に,鹿児島にも重要な遺跡が数多く発見され,山ノ口式土器を中心とする鹿児島独自の豊かな弥生文化が存在していた「スゴイかごしま」であることが明らかになってきました。
 今回の企画展では当園初となる弥生時代の鹿児島に着目し,弥生文化を代表する九州北部の資料と併せて展示することにしました。他の地方とは異なる「弥生時代のかごしま」の特徴やその独自性に迫ります。

各コーナーの見どころ紹介

第1章 弥生時代のあけぼの
第2章 弥生文化のひろがり
第3章 弥生時代から古墳時代へ

企画展講演会

平成31年1月12日(土)13:30~15:00
  内 容 :「弥生時代のかごしま」
  講 師 :国立歴史民俗博物館考古研究
        教授  藤尾 慎一郎 氏
  定 員 : 80人程度(※要事前申し込み)
  場 所 : 縄文の森展示館多目的ルーム
  資料代 : 100円
   ※ 講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラリートークを行います。(別途展示館利用料金が必要)

第52回 道路の下の物語~新発見!かごしまの遺跡2018

  • 開催期間:平成30年9月8日()~平成30年11月25日(
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     平成29年度に行った県内の遺跡発掘調査は,道路建設に伴うものが大部分を占めています。その結果,今後,道路となっていく土地の下には,先人たちが生活をした痕跡が幾重にも重なって残っていることがわかりました。
     知覧道路建設に伴う発掘調査が行われた牧野遺跡では,縄文時代草創期の調理場と考えらえる,1,600個もの石からなる集石遺構の中から,髪の毛が線刻された女性像(ヴィーナス)が見つかりました。また,東九州道建設に伴う発掘調査が行われた天神段遺跡では,縄文時代早期(約11000年)前から約4000年もの間,繰り返し人々が住み続けたことがわかってきました。今回の企画展では,道路の下に眠る先人たちの物語として,特に注目される調査成果の速報を紹介します。
     現在の私たちの生活が,先人たちの営みの上に成り立っていることを感じてください。
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  • ■今回の企画展で紹介する主な遺跡■
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  • ■注目の展示品■
  • 線刻礫(縄文ヴィーナス)【牧野遺跡・南九州市】
    【線刻礫(縄文ヴィーナス)の実測図】
     
     安山岩の円礫で,起き上がり小坊師(こぼし)の上部のような形をしています。縄文時代草創期から出土する(ぎょく)(ずい)系の石の固い()(もん)()により施文されたものと考えられます。痕跡(こんせき)をよく観察すると,底面から上に向かって刻まれ,また,下から見ると線が,らせん(じょう)となることから,手で持って石を回しながら施文していったものと考えられます。平坦面には,中央部に(くぼ)みが存在することから,全体が整形(せいけい)された可能性もあります。
  • ■企画展講演会■
  • 平成30年9月15日(土)13:30~15:00 ※終了しました
      内 容 : ①「知覧道路の物語」
            ②「東九州道の物語」
      講 師 : ①鹿児島県立埋蔵文化財センター 
                      第二調査係長 宗岡 克英 氏
            ②(公財)埋蔵文化財調査センター
                      調査第一係長 今村 敏照 氏
      定 員 : 80人程度(※要事前申し込み)
      場 所 : 縄文の森展示館多目的ルーム
      資料代 : 100円
        ※ 講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師による
        ギャラリートークを行います。(別途展示館利用料金が必要)

第51回 バックナンバー 古の美術品

  • 上野原縄文の森第51回企画展
     古の美術品
  • 開催期間:平成30年4月24日(火)~平成30年8月26日(
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     南日本新聞に3年以上に渡って連載中の「古の美術品」は,写真とともに軽妙で面白い解説で,読者から好評を得ています。
     これまで新聞に掲載された考古資料を展示するとともに,考古学的見地とは異なる美術的な視点や,視点を変えると見えてくる様々な用途やかたちの面白さなどを紹介・解説しながら,埋蔵文化財の新たな魅力をお届けします。
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  • ■古の美術品総選挙~最終結果発表~■
  • ■注目の一品~企画展展示品から~■
  • 画像をドラッグしたまま動かすと,360度回転画像で「企画展展示資料」をご覧いただけます。
    また,タブレット上では,拡大した画像を,360度回転画像でご覧になることもできます。
    耳取ビーナス(岩偶)旧石器時代(約2万4000年前)
     
    桐木耳取遺跡(曽於市)
     
       女性器ともお尻ともとれる刻み
      と髪の毛らしい線刻を施していま
      す。豊穣のシンボルか安産のお守
      りにしたのでしょう。
     
           埋文センター大久保さん 
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  • ■企画展講演会■
  • 平成30年8月4日(土)13:30~15:00 ※終了しました
      講 師 : 鹿児島県立埋蔵文化財センター次長 大久保 浩二
      定 員 : 各回80名程度(※要事前申し込み)
      場 所 : 縄文の森展示館多目的ルーム
      資料代 : 100円
        ※ 講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師による
        ギャラリートークを行います。(別途展示館利用料金が必要)
  • ■夏休み企画■
  •  学校の夏季休業期間には,社会科等の課題(自由研究等)に活用できるような夏休み企画を実施します。
    ※詳しい内容は,チラシやホームページ等で案内します。
     
  • ■展示図録■
  • ★好評発売中★
    展示図録『バックナンバー古の美術品』をミュージアムグッズコーナーで販売中
    (1冊700円,限定300部)

    上野原縄文の森ホームページ「古の美術品」のページもご覧ください。下のバナーからご覧いただけます。
    古の美術品

第50回 明治維新前後の鹿児島

  • 上野原縄文の森 第50回企画展
    明治維新前後の鹿児島
  • 開催期間:平成29年11月17日()~平成30年3月21日(
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     幕末から明治維新という時代の大きな変革期において,鹿児島はその原動力となり,日本の近代化に大きな役割を果たしてきました。
     平成30(2018)年は明治維新から150年目に当たり,NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送もいよいよ1月から始まります。
     そこで,“維新を掘る!”をキーワードに,近年の発掘調査の成果から見えてきた幕末から西南戦争までの鹿児島の様相について紹介していきます。
     あの五代友厚やグラバーが幕末当時,最新の蒸気機関を使い,巨大工場を秘密裏に建設計画した久慈白糖工場跡(瀬戸内町)や,西南戦争末期の激しい砲弾跡が新たに見つかった鹿児島(鶴丸)城跡など,様々な展示をとおして,明治維新前後の鹿児島の歴史に触れ,激動の時代の息吹を感じていただく機会となれば幸いです。
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  • ■企画展の「ここが見どころ」■
  • 【企画展示室見取り図】

     
      
    第1章は 「考古資料にみる幕末の鹿児島」がテーマです。ここでは,集成館事業と薩英戦争を中心に紹介します。 薩摩藩の陶工が製造に成功した反射炉の「耐火煉瓦」や敷根火薬製造所で使われたと考えられる巨大な「石臼」,久慈白糖工場跡の「赤煉瓦」が見どころです。 第2章は,「考古資料にみる鹿児島城下町ヒストリー」がテーマです。幕末から明治初期の城下町の暮らしぶりを絵図と出土品で紹介します。  ここでは,鹿児島城跡出土の「鬼瓦」と垂水・宮之城島津家屋敷跡と浜町遺跡の出土遺物とが見どころです。 第3章は,「考古資料にみる明治初期の鹿児島」がテーマです。ここでは,廃仏毀釈と西南戦争を中心に紹介します。   廃仏毀釈で破壊された仁王像の頭部や西南戦争関連遺跡である山頭遺跡(熊本市)の出土品が見どころです。
    第1章    第2章 第3章 
    ※じょうもんくんの口の上にカーソルをおいてください。
    展示室見取り図の色とじょうもんくんの背景の色は対応します。
  • ■今回の主な展示品■
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  • ■企画展講演会■
  • 平成30年1月21日()13:30~15:00
      演 題:幕末の近代化事業
      講 師:尚古集成館 館長 松尾 千歳 氏
      定 員:80人程度(要事前申込み)
      場 所:展示館多目的ルーム
      資料代:100円
     ※ 講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラ
     リートークを行います。
      (別途展示館利用料金が必要となります。)
     

    企画展ギャラリートーク
     展示の内容を分かりやすく解説します。
     【日 時】 開催期間中の第1・第3日曜日
            10:30~,14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 展示館企画展示室

第49回 開園15周年記念

  • 上野原縄文の森 第49回企画展
    開園15周年記念
    縄文ワールドかごしま
  • 開催期間:平成29年7月14日()~平成29年11月5日(
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     今回の企画展は,第49回企画展「開園15周年記念縄文ワールドかごしま」です。
     当園の常設展示では,国指定史跡「上野原遺跡」の出土資料を中心に南九州の縄文時代の暮らしを紹介しています。
     上野原遺跡の発見を契機として,上野原縄文の森が開園してから15 年目を迎えましたが,その後新たに発掘調査された数多くの縄文遺跡が加わり,様々な成果が得られてきています。さらに,「河口コレクション」も加わり,貝塚等の縄文時代の出土資料も充実してきたところです。
     そこで,開園15周年を記念して,県立埋蔵文化財センターが所蔵する膨大な資料の中から,縄文時代を象徴する資料を抽出して最新の鹿児島の縄文時代像を紹介します。
     併せて,平成28年度に県内において発掘調査を行った遺跡の中から,特に注目される成果についても展示します。
     期間中は,県立埋蔵文化財センター及び(公財)埋蔵文化財調査センター職員による講演会のほか,夏休み期間中は,子ども達も楽しめる企画もたくさん用意しています。
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  • ■企画展紹介ビデオ■

  • 企画展示室前では,フルバージョンのビデオがご覧になれます。

    ※ブラウザによっては,ビデオが表示されない場合があります。
  • ■今回の主な展示品■
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  • ■企画展講演会■
  • 第1回:平成29年8月19日()13:30~15:00 ※終了しました
      内 容縄文時代草創期・早期のかごしま
           縄文時代前期~晩期のかごしま
    第2回:平成29年10月21日()13:30~15:00 
      内 容:木佐木原遺跡(姶良市)の調査成果
           小牧遺跡(鹿屋市)の調査成果
    〔各回共通〕
      講 師:県立埋蔵文化財センター
           及び(公財)埋蔵文化財調査センター 職員
      定 員:各回80人程度(要事前申込み)
      場 所:上野原縄文の森展示館多目的ルーム
      資料代:100円
     ※ 講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で,講師によるギャラ
     リートークを行います。
      別途展示館利用料金が必要となります。
     

    企画展ギャラリートーク
     展示の内容を分かりやすく解説します。
     【日 時】 開催期間中の第1・第3日曜日
            10:30~,14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 上野原縄文の森展示館企画展示室
  • ■企画展関連イベント■
  • 夏休み企画
    1 「あなたならどう使う?縄文人の道具」
      縄文人は展示されている道具をどう使ったのかな?
      展示されている道具を自分が縄文人ならどう使うか考えてみよう!
       日 時:7月21日(金)~8月31日(木) 毎日開催
      ☆ 参加者全員に縄文の森オリジナルグッズをプレゼントします!

    2 
    縄文人なりきり土器作り
      土器についてもようや,形を観察して,縄文人になりきって,オリ
      ジナルの土器を作ってみよう。
       日 時:8月の毎週日曜日(1日2回,各回30分程度)
           10:20~,14:20~
       定 員:10人程度(先着順)
     
     ※ 夏休み企画の参加は,有料入館者に限ります。

第48回 蘇る SHOKU Ⅲ

  • 上野原縄文の森 第48回企画展
    蘇るSHOKU
    古の職人技
  • 開催期間:平成29年4月22日()~平成29年7月2日(
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     職人技が発揮されるのは,長年の経験で培われ受け継がれた高度な技術はもとより,それぞれの材質の特性を熟知し巧みに活かしていることにあります。
     今回の企画展では,「蘇るSHOKU」の第3弾として,「職」をテーマに鍛冶,石工,焼き物,織る・編む,木製品,骨・貝製品などにみられる古の職人技を紹介するとともに,伝統的工芸品も併せて展示することで,現代につながる鹿児島のモノづくりの原点を探る機会にします。
  • 第48回企画展データファイルは,ここからダウンロードできます。
     
  • ■企画展で紹介する古の職人技と主な展示品■
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  • ※ご覧になりたい遺物の写真をクリックすると,右側に拡大して表示されます。
  • ■企画展講演会■
  • 平成29年5月13日()13:30~15:00 ※終了しました
     演 題「民俗学からみる考古資料」
     講 師:民俗学者,元鹿児島大学法文学部 教授 下野 敏見 氏
     定 員:80人程度(要事前申込み)
     場 所:展示館多目的ルーム
     資料代:100円
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室でギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展関連イベント■
  • 企画展ギャラリートーク
     企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第47回 近代化の一翼を担った薩摩焼

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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     島津義弘の時代に始まる薩摩焼は,日用品から大名家の器,金襴手など県内各地で多様な発展を遂げました。また,薩摩焼の技術は集成館事業のなかで大きな役割を果たした反射炉の耐火レンガ製作にも活かされました。その技術と400年をこえる歴史・伝統を,伝世品や県内各地の発掘調査で得られた出土品をもとに紹介します。 
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  • ■企画展で紹介する主な窯跡■
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    第47回企画展 イメージスライドショー 「苗代川の記憶」
     
  • ■注目の展示品(その1)■
  • 県内初公開!!
    薩摩焼発祥の串木野窯跡から出土した陶片(根津美術館蔵) 
     
     写真にカーソルを置いてください。右側に別ウインドーで拡大表示されます。
  • ■企画展講演会■
  • 平成29年1月21日()13:30~15:00 ※終了しました
     演 題「集成館事業において薩摩焼の果たした役割」
     講 師:鹿児島大学法文学部 教授 渡辺 芳郎 氏
     定 員:80人程度(要事前申込み)
     場 所:展示館多目的ルーム
     資料代:100円
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展関連イベント■
  • ワークショップ「薩摩焼を作ろう」
     【日 時】 平成28年12月24日(土) ※終了しました
            13:00~16:00
     【講 師】 琴鳴堂 代表 四元 誠 氏
     【定 員】 30人(先着順,要事前申込み)
     【場 所】 展示館多目的ルーム
     【参加料】 500円
       
    企画展ギャラリートーク
     企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第46回 新発見!かごしまの遺跡2016

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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     平成27年度に発掘調査や整理作業・報告書刊行を行った遺跡を中心に,最新の情報を紹介します。集成館事業の一環として,薩摩藩が文久3(1863)年に建設した「敷根火薬製造所」跡や,弥生時代の住居跡から「山ノ口式土器」が多数出土した田原迫ノ上遺跡など,注目される遺跡の調査成果を紹介します。
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  • ■企画展で紹介する主な遺跡■
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    じょうもん一家のイラストをクリックすると,遺跡紹介パネルが新しいウインドーに表示されます。   
     
    企画展データファイル
     
      【第46回企画展CM
  • ■注目の展示品■
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     ご覧になりたい展示品をクリックしてください。拡大して表示されます。
  • ■企画展講演会■
  • 【第1回】 平成28年 8月20日()13:30~15:00 ※終了しました
       紹介遺跡:「敷根火薬製造所跡」「根占砲台跡」「永吉天神段遺跡」
    【第2回】 平成28年10月29日()13:30~15:00
    ※終了しました
     
     紹介遺跡:「牧野遺跡」「小牧遺跡」
    〔各回共通〕
     講 師:県立埋蔵文化財センター職員ほか
     定 員:80人程度(要事前申込み)
     場 所:展示館多目的ルーム
     資料代:100円
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展ギャラリートーク■
  • 企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室

第45回上野原遺跡発掘調査30周年記念

  • 上野原縄文の森 第45回企画展
    上野原遺跡発掘調査30周年記念
    上野原の時代
    ~縄文の美と技,そして謎~
  • 開催期間:平成28年4月22日(金)~平成28年7月3日(
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    ※ クリックすると,チラシがダウンロードできます(どちらの画像も同じチラシがダウンロードされます)。 
     
     平成6(1994)年3月,完全な形の壺形土器が2つ並んで出土しました。前例のない発見であり,九州最古の土偶や国内最古・最大級の集落跡,国内最大級の落とし穴など画期的な大発見が相次いだ上野原遺跡。
     全国に先駆けて花開いた南の縄文文化の世界を,上野原遺跡の縄文早期前葉(9,500年前),早期後葉(7,500年前)の発掘調査成果を中心に,近年の県内各地の発掘調査成果も交えて紹介します。

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  • ■あの日の上野原~スナップ写真から~■
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  • ■注目の展示品■
  •  石皿【定塚遺跡・縄文時代早期前葉(9,500年前)】
     
      石皿は,縄文時代の主な食料であるドングリなどの木の実を,石の平たい部分で,すりつぶして粉にする道具です。すりつぶすための石器である磨石(すりいし)と対をなして使われました。石皿は長年使い続けてくぼみ,磨石は手になじむ大きさで,表面はなめらかになっています。
     写真は,石榴(ざくろ)石を用いた石皿の完形品で,長さ37.5cm,幅27.7cm,厚さ7.8cm,重さが約10kgあります。
     10kgほどの重さを持つことや大きくくぼむ面を持つことから,移動させず同じ場所で,長期にわたって使用していたと考えられます。当時の南九州がきわめて安定した社会を形成していたことがうかがえます。また,四隅の隅々まで丁寧に磨きこまれていることから,この地にすむ人々の精神的な豊かさをも感じ取ることができます。
     石榴石:英名でガーネット(ラテン語のザクロの意“granatum”に因む)。丸い結晶が集まった状態でよく産出し,その様子がザクロの実に似ていることから,日本名もざくろ石といわれる。ザラザラした細かい粒にして紙やすりに塗られ,研磨剤として利用されている。
     
      企画展では,鹿児島県内で出土した完形の石皿を3点展示しています。丁寧に磨かれ,使いこまれた石皿と磨石をぜひ間近でご覧ください。
     第45回企画展データファイルは,ここからダウンロードできます。
     
  • ■企画展講演会■ ※終了しました
  • 平成28年5月14日()13時30分~15時
     【演 題】「縄文世界の中の上野原遺跡」
     【講 師】國學院大學 名誉教授 小林 達雄氏
     【定 員】80人程度(要事前申込み)
     【資料代】100円
     【場 所】展示館多目的ルーム
     講演会終了後,希望者を対象に企画展示室で講師によるギャラリートークを行います(別途展示館利用料金が必要となります)。 
  • ■企画展ギャラリートーク■
  • 企画展開催中に展示の解説を行います。
     【日 時】 開催中の第1・第3日曜日
     1回目 10:30~ 2回目 14:30~ ※各回30分程度
     【会 場】 企画展示室